世界的な金融危機の影響により、在職中のホワイトカラーの間にもリストラへの不安が広がっている。
こうした状況の中、土日など余暇の時間を使って各種職業訓練に参加する人も多く、自らの市場価値をより高めようとする動きが目立っている。
　各種職業訓練の中で最も人気を集めているのは英語で、特に面接向けの英会話短期コースには、問い合わせが後を絶たない。
普段は大学生が主なクラスでも、最近は外資系企業の社員の参加が相次ぎ、週末はホワイトカラーがほとんどという状況になっている。
また同時に、新卒向けの就職説明会にまで参加するホワイトカラーも少なくない。
　一方では、この状況をチャンスと見て、自身で職業訓練会社を立ち上げ、既に成果をあげている人もいるという。
（２月19日）

～上海ジャピオン２月２７日 発行号より