韓国政府は7月1日(水)、上海市を含む中国、東南アジア各国からの旅行客に対し、ビザの申請費用を免除することを明らかにした。
韓国では昨今、中東呼吸器症候群「MERS」拡散により旅行客が減少。
同国司法部は、7月6日(月)~9月30日(水)の期間、中国、カンボジア、インドネシア、フィリピンなどの旅客に対するビザ費用(団体で15㌦)を免除することを決めた。
さらに同国を経由し日本行きの団体旅行ビザを取得している中国人旅行客は、15日間ノービザで韓国に滞在できる。
また今年3月1日(日)~6月30日(火)に発行した3カ月間有効のビザは、6カ月に延長可能。
中国の各航空会社は6月11日(木)より韓国行きのフライトを減便。中国国際航空の北京―ソウル便は週24便から21便へ、春秋航空の上海―ソウル便は週4便から2便となっている。
7月1日(水)からの夏季旅行シーズンを前に、上海発済州島行きの便の予約状況は回復傾向。15日(月)より、済州島行きのチケットは99元~、ソウルは399元~。
(写真は人民網より)
~上海ジャピオン7月10日号