人民公園の近くで、7月下旬からプレオープンしていた「イソップの物語店」が、8月1日(火)、正式に営業を開始した。童話を話して聞かせるという、上海では珍しい子供用サービス施設で、今後の反響が注目される。
同店は386平米の面積を持ち、「夢の森林館」「ぶくぶく水族館」「未来の宇宙館」「親子の教育館」の4つのスペースがある。子供はそこで、物語を聞かせる「魔術師」と会話を交わしながら、積極的に物語に参加し、童話の世界を体験できる。対象年齢は3~8歳で、料金は子供ひとりあたり、80元/1時間。
店のオーナー・庄志明氏は、「サービスの質を維持するため、意図的に高めの料金を設定している。長期的視野で子供サービスのマーケットを築きたい」と述べた。また、数年の間に同様の店を6~8店舗オープンする意向も示している。
(7月28日)
~上海ジャピオン8月4日発行号より