イタリア・ミラノの税関局で最近、中国からの積荷に紛れ込んでいたネコが保護され、話題となっている。
このネコは生後8カ月ほどで、中国からイタリアまで海運された45日間を、ほぼ飲まず食わずで過ごしてきたと推測されている。現在は、イタリア語で中国を意味する〝チーナ〟と名付けられ、ミラノ近くの収容所で保護されている。現地の獣医によると、チーナは野良ネコのため、ミラノで暮らすには検査などでさらに1カ月半ほどを要すると言う。
このニュースが報道された後、チーナを飼いたいと名乗り出る人が殺到しているが、飼い主はまだ決まっていない。
~上海ジャピオン2019年5月17日発行号