労働節期間の上海観光客増 演劇など芸術分野が人気

上海市では4月30日(火)~5月4日(土)の労働節休暇中、市を訪れた旅行客はのべ1624万人を突破。旅行・観光による収入は530億元に上ったことがわかった。

同期間中、市黄浦区の外灘にはのべ200万人が訪れた。混雑が予想された同区では、警察官が厳重体制で警備。南京東路から外灘への混雑状況を警察署のスクリーンに映し出し、観光客の流れを把握して空いている道へ誘導したことが功を奏し、大混雑にも関わらず、交通事故や火災事故などは起こらなかったという。

また市では期間中、美術館や博物館で様々なイベントや展示会を開催。劇場やコンサートホールでも800余りの演劇やコンサートが公演され、連休の新しい過ごし方として多くの観光客が芸術を楽しんだ。ほか、市内各地のショッピングモールの集客率も好調で多くのショッピングモールで売り上げが10%増加したことがわかった。(5月5日)

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2024年5月10日

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