上海市長寧区北新涇に住む50歳代の女性が、2010年6月、1万6000元を騙し取られた事件で、同区警察北新涇派出所は近日、昨年12月9日(月)、被害全額を取り戻したと発表した。
当時、女性は犯人を知人と思い込み、電話の指示に従って金銭を振り込んだ。その後犯人との連絡が取れなくなったため通報、事件が発覚。警察は湖南省懐化市にある銀行に該当口座の凍結手続きを依頼した。しかしながら凍結は半年の期限があったため、その後も半年毎に同地へ赴いて再手続きを重ね、犯人の動向を見守っていたという。犯人は約3年半を経て銀行へ凍結解除を申請したところを通報された。(1月7日)
~上海ジャピオン2014年1月10日号