市気象局が、5月10日(日)、市の平均気温が5日連続で摂氏22度を上回ったことから、5月6日(水)をもって夏入りしたと発表した。
これは、市気象台の1873年の観測開始以来、最も早い夏入りとなった。
今回、摂氏22度以上の平均気温が続いた5日間のうち、5月9日(土)には摂氏33・8度の今年最高気温を記録。
また、この夏入りにより、今年の春は52日間となり、例年より1カ月以上短いものとなった。
これに対して、市気象局関係者は、「夏入りの早い遅いで、高温の日が多くなるといったことや、梅雨入りが早まったり、降水量が増えたりということはない」と話す。
一方で、観測史上最も早い夏入りは、市民生活に影響を及ぼしており、華山医院では、夏の日差しによる皮膚アレルギーや発疹などで皮膚科を訪れる人が、普段の倍に増えている。
専門家は、外出する際や旅行に行くときは、日焼け止めを規則正しく使用するべきだとアドバイスする。
(5月11日)
?~上海ジャピオン5月15日号より