外国人のワクチン接種開始 自己責任、自己負担が原則

上海市政府は3月29日(月)から、市在住の外国人に対して、国産の新型コロナウイルスワクチン接種の予約・受付を開始したことを明らかにした。

接種希望者は自己責任のうえ、アプリ「健康雲」を通じてワクチン接種の予約が可能。接種料金は、中国の社会保険に加入している人は保険適用となり、未加入の場合は1回当たり100元。国産ワクチンの場合、2回接種が必要だ。

医療従事者として今年1~2月に掛け、いち早くワクチン接種を受けた、黄浦区上海交通大学医学院附属仁済医院のイタリア人医師は「外国籍医師として、家族や周りの人にワクチン接種の重要性や必要性を説きたい。ワクチン接種こそ、人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝つ唯一の方法だと信じている」と話している。

ほか市では25日(木)に、6075歳の市民に対しても同ワクチン接種を開始している。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2021年4月2日発行号

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