上海市食品薬品監督管理局は、8月8日(火)、インスタント麺、ミネラルウォーター、乳製品などの食品と同時に行った、漬け物製品の安全検査の結果を発表した。製品の合格率が、卸売り市場ではほぼ100%だったのに対し、スーパーでは41%だったという結果が、関係者を驚かせた。
今回の漬け物の検査は、卸売り市場から11品、スーパーから29品、食料品店から10品、無作為に選んで行った。検査項目は、鉛や大腸菌チェックから、添加物や包装状態まで多岐にわたった。全体の合格率は68%で、50品のうち16品が不合格であった。
同管理局の責任者は、「検査のサンプル数が少なかったこともあり、この結果がすぐに、スーパーの食品安全対策が卸売り市場より劣るという証明にはならない」と話している。
(8月9日)
~上海ジャピオン8月18日発行号より