上海市交通運輸管理部門は10月23日(木)、タクシー会社に対し、後部席の シートベルトを取り外した場合、200~2000元の罰金を科すことを発表した。 この措置は、今月16日(木)早朝、シートベルト未着用でタクシーに乗っていた 女性客が負傷した件を受けたもの。同部門はタクシー会社にシートベルト管理の 徹底を促すとともに、安全設備点検で不備が見つかった場合、運営側に罰金を 設けることを通達した。また定期的な安全教育の実施、高速道路を走行時、 乗客へのシートベルト着用を促すことを義務付けた。 同時に、乗客自身にもシートベルト着用を奨め、安全設備が不十分な車両を発見した 場合は、ホットライン「12319」への通報を呼びかけている。 一方、軌道交通10号線「紫藤路」駅に隣接する、呉中路1779号に、 10月28日(火)、「上海地下鉄博物館」が開館した。総面積5000平方㍍で、 上海市の地下鉄の歴史を紹介。そのほか5D技術を駆使し、 2100年の地下鉄への乗車体験ができる。(10月25日)
~上海ジャピオン2014年10月31日号