寒冷高気圧で最低気温11度 大気汚染で上海企業が罰金

上海市では10月29日(水)~11月2日(日)、寒冷高気圧の影響を受け、雨天の多い週となった。しかしながら、2日(日)早朝の一時的な小雨以降、天気は回復したが、3日(月)、4日(火)の最高気温は17~19度、最低気温は11~12度に下がった。
専門家によると寒冷高気圧は、放射冷却による気温低下をもたらす。また今後は、秋特有の寒気と暖気の交差により、市上空に雲が集まる〝秋の梅雨〟が訪れる一方、気温は徐々に回復する見込み。
そのほか、市環境保護局は10月から施行中の「上海市大気汚染防治条例」に伴う「百日環境保護執法大検査」を実施。11日(土)には、松江区九亭鎮にある「上海森庫木業有限公司」にて、5㌧のボイラーを使用して大量の木材を燃やし、長時間黒煙を排出しているのが見つかった。同局は23日(木)、2万5000元の罰金と違法行為の即時停止を命じたが、27日(月)、調査員が再び検査に訪れたところ、改善されていなかったため、1日当たり2万5000元、累計10万元の罰金が科された。(11月3日)

~上海ジャピオン2014年11月07日号

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