見ただけでヨダレが溢れる花椒料理
深夜営業の四川料理
友達が前から執拗に勧めてたエディ・ポン主演の映画『聴説』、中国台湾での公開から6年を経ての大陸上映っていうから観てきたけど、確かに悪くなかったかな。
主人公たちは純粋で可愛いし、ドラマでお馴染みのパパ&ママも出てきて、終始ニヤニヤしちゃった。
懐かしい中国台湾の街並みや食べ物がいっぱい出てきて、今すぐ飛んで行きたくなっちゃった。そだ、この辺に台湾美食街があったんじゃね? …がーん、もう閉まってる…。
あれ、ここって、前にローカル冷麺特集で紹介した店の支店じゃん。確か遅くまで営業してるんだよね。仕方ない、今日のところは辛い四川料理でお茶を濁そう。
花椒にノックダウン
まずは梨ジュース「鮮搾梨汁」(18元)で、駆け付け一杯! 胃に膜を作って、辛いものを受け入れる準備をしないとね。
辛いは辛いでも、今日は中国山椒〝花椒″のピリリとした料理で攻めてみたんだ。まずは前菜の冷たい鶏「椒麻鶏」(38元)。コレコレ、求めてた通りの味だわ。
ん? 「椒香腐竹」(18元)は、ちょっと味が薄すぎ? と思ったら、「藤椒麺」(16元)が、塩味バッチリ効いてる~! 足して2で割ったらちょうどいい感じ。
この表現、人物描写でよく使われるけど、食べ物だと本当に足して割れるからいいよね。
唯一、違う味わいの「回鍋腊肉」(38元)で、ピーマンなんかの野菜も補って、と。帰ってDVDでも1~2本観て寝るとするか。
info
住所 漕溪北路399号百脳匯2期B1階
TEL 6486-8121
営業時間 9時半~翌2時
席数 約200席
予算 約80~100元
~上海ジャピオン7月17日発行号