国家品質検査総局は21日、同局が実施したおもちゃメーカー90社の90品への品質検査の結果を発表した。品質基準を満たしていたのは74・4%で、25%以上のおもちゃが品質の悪い「不合格」製品だった。
検査が実施されたのは、山東、江蘇、上海、福建、広東の5地域。そのうち、中小企業の製品は特に合格率が低く、64・1%だった。
検査で分かった問題の多くは、おもちゃのプラスティック部分。劣化してささくれた部分が子供の皮膚をひっかいてしまうケースや、部品が取れやすく誤飲の原因となってしまうケースなどがあった。(5月22日)