大衆タクシーの名物として話題を集めていたベンツ車輌のタクシーのうち、ことし7月の45台に続き、残る55台も9月いっぱいで引退した。上海市内を走る高級タクシーの歴史は、2年9カ月で終わりを告げた。
大衆タクシーは、ことし8月にベンツタクシーサービスの廃止を発表。燃費の悪さや部品輸入といったベンツの非効率さに加え、原油高も廃止の要因になったという。
関係者によれば、ベンツタクシーは、主にイメージアップを図る企業向けのレンタルとして導入されていた。
(10月9日)
~上海ジャピオン10月13日発行号より