視覚障がい者のための書店 上海市初、南昌路にオープン

国際障がい者デーに当たる12月3日、上海市黄浦区の南昌路に市初となる、視覚障がい者のための書籍を集めた「新華書店・逆光226非視覚文化書店」がオープンした。

同店では〝目に見えない文化〟をテーマに、聞く・触る・嗅ぐ・体験することを通じて〝見る〟を伝えることをモットーとする。店内には300以上の点字本や、障がい者が手掛けた書籍を用意。同店の名誉店長である韓さんは元教師だったが病気で失明。これまでに視覚障がい者のための作品を手掛けてきた。書店のオープンに関し「失明後は書店と関りを失ったが、今日再び繋がりを持ててうれしい」と話す。(12月3日)

 

~上海ジャピオン2022年12月9日

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