高級肉の二枚看板
「古北路555弄」が婁山関路まで開通した飲食店街の中央にある。長年に渡り、すき焼き・しゃぶしゃぶ店として上海に住む日本人に愛されてきた。
移ろいやすい食のブームの中でも、この2つはその地位を揺るがされることがない。
メインとなる牛肉は、A3~6(168~468元)をそろえる。すき焼きは、1枚目を関西風に焼いて味付けし食べた後、割り下で煮込む広東風でどうぞ。
キメ細かいサシの入った牛肉を、しっかり泡立てた朝一ヨード卵でいただけば、どんなに舌の肥えた客も思わず嘆息を漏らす。
鮮度抜群の素材
今回は、すき焼き・しゃぶしゃぶと同じA4ランクの牛肉を使用した「メンチカツ」を80元で提供。粗めに挽いた肉から滴る肉汁、脂とタマネギの甘み、そのすべてをサクッと揚げた衣が包む。
また「牛肉のタタキ」(120元)は、同じくA5ランクの肉をさっと炙っただけ。これほどニンニク醤油が絶妙に合う料理もなかなかないだろう。
そのほか、賀茂茄子丸々1個の、柔らかいところだけをくり抜いた「茄子田楽」(38元)、朝一ヨード卵の「茶碗蒸し」(25元)など、生で食べられる良質の素材を惜しげもなく投入。
この場所で8年目になる9月、ついに通りの向かいへ引っ越す。移転後は「ランチ各種」(40元~)もお楽しみに。
info
住所 紫雲西路130号
TEL
6228-3576、135-6461-1407
営業時間 17時半~23時
席数 54席、個室7
予算 260元~
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