上海軌道交通10号線が近日、「FIDIC優秀プロジェクト賞」を受賞したことがわかった。
この賞は国際的権威のある国際コンサルティング・エンジニア連盟(FIDIC)が贈るもので、〝建築界のノーベル賞〟と称される。
10号線は今回、国内初の全自動運転システムによる、年間0・03%という故障・遅延の少なさなどが評価され、表彰された。
また10月23日(金)夜、軌道交通2号線車内にて、男性が突然心臓病を発症。列車を緊急停止させ、救命処置を行う出来事があった。
突然泡を吹いて倒れた男性に、同じ車両に乗り合わせた医者や乗客らが人工呼吸などを施したが、男性は搬送先の病院で死亡した。
そのほか、12号線の西側区間の年内開通により、各線の混雑緩和が予想されている。特に9号線「漕河涇開発区」駅では現在、毎朝2万人を超える利用客があり、12号線「虹梅路」駅などの開通により、
乗客の分散が期待される。
写真は東方ネットより
~上海ジャピオン10月30日発行号