上海市気象台は、7月4日(水)、市の梅雨明けを発表した。
今年の梅雨は、6月17日(日)の梅雨入りから17日間で、ここ10年の
平均より5日間短かった。
同局によると、市における今年の梅雨の降水量分布は、南部に多く、
北部に少ない傾向にあり、7月3日(火)14時時点で、市北部の徐家
匯観測地点の降水量は176・2㍉で、ここ10年の平均降水量209・8㍉
に比べ16%減少。
一方、南部の金山区観測地点の降水量は34%増となった。
また、梅雨明け前後には、亜熱帯高気圧の増強により気温も上昇。
5日(木)には、徐家匯観測地点で今年最高となる37・8度を記録する
など猛暑日が続いた。
これにより、熱中症も発生し、奉賢区では42歳男性が死亡している。
電気使用量も、温度の上昇に伴い増加。
6日(金)に、昨年の最高使用量を0・98%上回る2548万9000㌔
ワットとなった。
(7月7日)
~上海ジャピオン2012年7月13日号