7月31日(金)午前7時5分頃、延安高架路の中山西路付近で、
乗用車や大型バスなどの車両計5台による玉突き事故が発生した。
最後尾の送迎バスに乗車していた11人が負傷したが、全員命に別状はない。
証言によると、先頭車両が停車した影響で、2台目が急ブレーキ、
そこへ3台目の車両が軽く衝突し、4台目の車両はブレーキが間に合わず、前方車両に激しく衝突。
5台目のバスは前の車を避け、中央分離帯のポールに激突した。
なお、バスは、中国系企業の送迎バスだった。
車両の被害状況はバスが最もひどく、ガラスは割れてドアは外れて、先頭部分はへこんでいた。
事故発生後は、延安高架路の華山路から内環高架路までの一帯が、午前10時頃まで深刻な渋滞となった。
今回の事故は、連日の降雨で道が滑りやすくなっていたのが原因とみられており、
交通警察は、事故防止のため、運転スピードを抑えるよう呼びかけている。
(7月31日)
~上海ジャピオン8月7日号より