上海と杭州を結ぶ「滬杭鉄路旅客運送専用線」の起工式が、2月26日(木)に市の楓涇で行われた。
2010年の上海万博開催前の開通を目指し、開通後、上海―杭州間の所要時間は、現在より約40分短縮され、最速で38分となる。
同路線は、2010年5月に完成予定の上海虹橋旅客ターミナル駅と杭州東旅客ターミナル駅を結ぶ。
全長159㌔で、全9の駅を設置する。列車の最高速度は時速350㌔、最短3分間隔で運行し、毎日235往復を目指す。
長江デルタ地区では、同路線以外にも、上海と南京を結ぶ「滬寧城際鉄路」と、杭州と南京を結ぶ「杭寧旅客専用線」の建設が、それぞれ昨年7月と12月より始まっている。
現在建設中の3路線が開通後、上海と杭州、南京は、それぞれ1時間以内で結ばれることになる。
(2月26日)
~上海ジャピオン3月6日 発行号より