夏の夜の停電
ブレーカーを確認
その日、事件は深夜に起こったの。
深夜日付も変わろうかという頃に「電気がつかなくなった!」との新人女性社員からの電話。
どうしても来てくれってことだったから、眠い目をこすりながら向かったの。
懐中電灯を持って彼女の家に向かうと、周りの家の電気はついてる様子なのに、彼女の家だけ真っ暗。
これはブレーカーが落ちたに違いないと踏んで、ブレーカーの在り処を暗闇の中探索したのよ。
ブレーカーはすぐに見つかって、ブレーカーをいれたら電気はすぐについたわ。
でも、これで解決じゃないのよ! 問題は「どうしてブレーカーが落ちたか」なのよ。
入居時にはブレーカーの位置の確認を
暗くても慌てない
灯りを確保し復旧を
落ちた時の状況を聞いてみると、クーラーをつけてドライヤーで髪を乾かしながら、
電子レンジでチンしてたとか。
電気使用許容量の少ないところなら、そのくらいすればブレーカー落ちちゃうかもね。
試しにその3つを同時に使用してみると、やっぱりブレーカー落ちちゃったわ。
ほかにもついでに試してみると、シャワーの湯沸かし器、クーラー、
電子レンジの組み合わせもアウトだったわ。
こういうのは、入居の時に聞いておかないと。
夏だからまだ我慢できるけど、これが冬なら凍えちゃうわよ。
どうしても電気の許容量が足りなければ、
大家さんに言って増やしてもらうこともできるかもよ。
冬になる前に、準備しときなさい!
日系不動産より
駐在員層の住まわれる物件ではほとんど聞きませんが、
ローカルマンションは起きやすいところもありますね。
その場合は、1部屋で使いすぎないなど、電力消費を分散させるのも1つの手です。
(コメント協力:アワジ不動産)
~上海ジャピオン8月28日号より