3月から室内がすべて禁煙に  違反で50~200元の罰金

上海市では3月1日(水)から「上海市公共場所控制吸煙条例」が正式に実施される。これに先駆け近頃、おおよそ150万個の標識や320万枚の禁煙ポスターが市内の各居住区域やビルの廊下などに張り出された。

条例では、市内にある屋内の公共スペースやオフィス、公共交通機関がすべて禁煙となる。託児所や幼稚園、小中学校など未成年者が活動する場所のほか、婦幼保健院や児童医院、一般開放されている歴史的建築物なども全面禁煙の対象となる。個人が条例に反した場合、50~200元、組織や団体が違反を犯した場合は、2000~3万元の罰金が科されると言う。

一方で上海市衛生と計画生育委員会は、レストランやオフィスビルの階段での喫煙に関して、取り締まりが難しいと指摘。市民全体で上海の健康と環境を守ろうと呼び掛け、違反行為を見つけた場合は直ちに市民サービスホットライン「12345」に連絡するようにとしている。

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(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2017年3月3日発行号

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