上海市で近頃、中欧エリアの航空安全に関する会議が開催された。その席上で、市に構える民間航空機製造会社「中国商用飛機有限責任公司」が開発を進める中国初の国産中型ジェット旅客機「C919」が、5月上旬に就航を予定していることがわかった。
同社の社長は、同機が時速170㌔以上の高速滑走や時速55~170㌔の中速滑走、時速55㌔以下の低速滑走など、約118項目の試験に合格したと説明。なお、中国が2007年に開発した小型ジェット旅客機「ARJ21」は昨年から商業飛行を開始しているが、安定した飛行で稼働率も高く、4月下旬時点でのべ1万人の乗客が搭乗していると言う。
そのほか「上海市緑化和市容管理局」は近頃、市内の公園のうち徐匯区の「徐家匯公園」など44カ所が24時間開放され、76カ所が閉園時間を延長すると発表、24時間開放が昨年に比べ22カ所増えたことがわかった。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2017年5月5日発行号