上海市は、7月12日(水)から連日熱帯高気圧に覆われ、24日(月)と25日(火)の最高気温が40度に達したことがわかった。
市では12日(水)から14日間連続で、気温上昇の警報として上から2番目のレベルに相当する「高温オレンジ警報」が発令。特に徐匯区では最高気温39度、嘉定区では40度に達し、最高レベルの「高温赤色警報」が発表された。
また太平洋北西部では21日(金)~23日(日)に掛けて、台風5号ノルーと台風6号クラー、台風7号ロウキー、台風8号ソンカーの4つの台風が次々と発生。1994年ぶりの珍しい現象となった。
そのほか、嘉定区に位置する「曹安国際商城」で近頃、壊れた空調設備を修理せず、氷で室内温度を下げるという出来事があり、市民からのクレームが相次いでいる。同モールの店員は、室内の温度が37も度あり、まるでサウナのようで吐き気や食欲不振を感じると話している。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2017年7月28日発行号