上海生物製品研究所は9月5日(土)、同研究所により開発された新型インフルエンザワクチンが、
中国薬品生物製品検査所の検査に合格したことを発表した。
現在、同ワクチンは国家食品薬品監督部門により最終検査と審査が行われており、
9月10日(木)に審査結果が明らかになる見込み。
審査合格後、まず5万本分のワクチン生産を予定。
また、同研究所関係者によると、年末までに約1000万人分のワクチンを生産可能としている。
なお、市では9月4日(金)、松江区の第一人民医院で、
市内初の新型インフルエンザ重症患者が発見され、国家衛生部が5人の専門家を派遣し、
治療に当たったばかりだった。
これについて専門家は、今回の重症患者の出現と今後の新型インフルの流行は無関係とする。
(9月6日)
~上海ジャピオン9月11日号より