上海市浦東新区にある浦東国際空港で、2019年6月にターミナルを2カ所増設し、空港内に全自動運転の乗客輸送用地下鉄が開通する予定であることが近頃わかった。
この地下鉄建設には上海申通地鉄股份有限公司とフランスの国営鉄道会社「Keolis」が協力。全長約8㌔、空港内に4駅を設け、ピーク時には4~5分に1本を運行する予定。また浦東国際空港は新しいターミナルS1、S2建設後、年間8000万人の利用を見込んでいる。
そのほか蘇州市の蘇州市委員会は近頃、同市と上海市を結ぶ軌道交通S1線に関し、18年1月に建設計画が完成する予定であることを明らかにした。S1線は、蘇州市軌道交通3号線「夷亭路」駅から上海市軌道交通11号線「花橋」駅を繋ぐ全長約41㌔の路線。また同時に3号線の延長計画も明らかにし、実現すれば上海市から蘇州市の太湖付近まで、軌道交通での移動が可能となる。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2017年11月3日発行号