子育て支援型勤務広がる 在宅やフレックスで育児両立

上海市では近年の出生率低下を受け、「子育てフレンドリー企業」の制度推進が進められていることがわかった。

これは子どもが12歳未満の社員を対象に、在宅勤務やフレックスタイムを導入する制度で、すでに500社超が参加し、6000人以上が利用している。AIエンジニアの沈さんも同制度を活用し、在宅で仕事を続けながら子育てに専念。「子が熱を出した時すぐ対応できた」と効果を実感している。企業側も成果主義で効率を維持しつつ、オフィスコストを削減。専門家は「制度から文化へ広がれば、社会全体の支えになる」と指摘している。(9月27日)

 

~上海ジャピオン20251010日号

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