上海市では、9月29日(金)~10月6日(金)の中秋節・国慶節休暇期間中、市を訪れた観光客が、のべ579万8000人に上り、前年比96・41%増加したことがわかった。
中国鉄路上海局集団有限公司によると、上海市、江蘇省南京市、浙江省杭州市など長三角エリアを結ぶ高速鉄道を利用した乗客は、8日間でのべ2770万人を超え、1日当たりの平均乗客数は350万人に到達。国慶節休暇期間における乗客数の最高記録を更新したという。一方、上海交通委員会の統計では、高速道路を利用した車の数は、前年同期比より減少していたことがわかった。
また、大手旅行会社によると同期間中における国内・国外旅行者数は、それぞれ前年比2倍、8倍に増加。国内では、全国60カ所余りで開催された音楽フェスを訪れる人が多く、海外旅行の目的地では、アジア諸国のほか、スペインやスイスなど欧州が人気だったという。(10月8日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2023年10月13日