氷点下のカプセルへ 〝冷凍療法〟に賛否

上海の一部ジムで最近、液体窒素を用いて身体を冷やす〝冷凍カプセル〟が登場。氷点下160度に3分間身体を晒す「超低温冷凍療法」が話題となっている。

これは、液体窒素が巡るカプセルの中に立ち、身体を極限まで冷やすもので、運動後の疲労回復や睡眠改善に効果があるとされている。実際に体験した記者も「カプセルを出た後は、体感の反動が大きい」と語った。だが、欧州では過去に窒息事故も報告され、安全性を疑問視する声も多い。専門家は「アスリートには一定の効果があるが、一般人では睡眠や疲労改善程度」と指摘。利用時は必ず指導者の下で行い、過度な効果を信じないよう注意がしている。(9月27日)

 

 

~上海ジャピオン20251010日号

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