上海市では11月30日(日)、「上海市保護野生動物宣伝月間」の閉幕式において、「第4回タヌキ分布調査」の結果が発表されたことがわかった。
タヌキは国家二級重点保護動物に指定されている。市内では都市化の過程で一時タヌキの分布地が減少していたが、近年は生態環境改善により、分布地が再拡大。今回の調査結果では初めて普陀区での生息が確認された。一方で、種群密度と遭遇率は3年連続で微減。これにより人間と野生動物の接触リスクが低減。タヌキに対する市民理解も高まり、受け入れ度が向上していることが明らかになった。(12月1日)
~上海ジャピオン2025年12月5日号













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