昨今の株投資ブームを受け、市では、就業中に株投資の時間を設ける企業が登場している。
午前と午後に各30分間、株投資の時間を設けた企業の人事関係者は、「この時間になると、社員が一斉に株の動向をチェックし始める。普段静かな社内が、まるで証券会社のような賑やかさとなる」と話す。
同制度で、社内に共通の話題が生まれ、人間関係がスムーズになった、業務効率が高まった、という声も上がっている。
上海の株式市場は、総合指数が2年で4倍になるほどの活況で、急激な株高が進行している。こうした状況を受け、市の企業では、就業中に社員が株投資を行うという状況が、大きな問題となっていた。
(5月17日)
~上海ジャピオン5月25日発行号より