中国銀行新規則 リスク対応化へ

中国人民銀行など3機関は11月28日(金)、金融機関における顧客管理に関する新たな管理弁法を発表。これまで行われていた、5万元を超える現金預入・引き出し時の登録制度を廃止することがわかった。

今後は一括登録を撤廃し、リスクに応じた対応に切り替える。年金受取など低リスク取引は簡素化し、身分確認のみで処理。一方、学生口座への突然の多額送金など異常取引には強化調査を実施する。「厳しくすべきは厳しく、緩めるべきは緩める」方針で、マネーロンダリング対策と利便性の両立を図る。施行は2026年1月1日(木)から。(11月29日)

 

~上海ジャピオン2025125日号

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