上海市で旧暦1月15日の「元宵節」に合わせ毎年行われ、今年で24回目となるランタンフェスティバル「2018豫園新春民俗芸術灯会」が2月1日(木)、黄浦区の豫園中央広場で始まった。
今年は干支に因みイヌを模したオブジェが登場、見物客を魅了している。このイヌのオブジェは高さ9㍍、重さ1㌧で、定期的に「ワン、ワン、ワン」と鳴く仕組み。また会場では、中国文化をテーマとし、古代詩「詩経」や「楚辞」をモチーフしたものなど、40以上の大型オブジェが展示されている。同フェスは3月5日(月)まで開催。
さらに浦東新区の「上海科技館」では5月6日(日)まで、戌年に合わせたイベント「2018狗年生肖特展」を実施。人類の歴史においてイヌがどのように関わってきたかを写真や映像などを用いて解説していると言う。ほか浦東新区の「上海野生動物園」でも、小型犬との触れ合いコーナーなど、親子で参加できる催しを実施する。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年2月9日発行号