上海市閘北区人民法院は近日、違法にビザ仲介業を営んだ罪で起訴していたブラジル籍の男に対し、懲役5年の実刑判決を、同社に勤務していた中国人2人には、それぞれ懲役1年半と執行猶予1年半、懲役1年と執行猶予1年を言い渡した。
調べによると、主犯の男は2011年、貿易コンサルティング会社を設立。労働契約書や営業許可書などを偽造したうえ、違法に就労ビザの申請代行を行うなどし、仲介料5万元余りを得ていた。
しかし昨年末、ある外国人が居留許可を申請した際、市出入境管理局が不審な点に気づき調査。国籍、会社名の異なる外国人5人の緊急連絡者名と電話番号が同一であることがわかり、逮捕に至った。(3月27日)
~上海ジャピオン2015年4月3日号