7月19日(水)午後6時50分ごろ、虹口区九龍路にあるアパートで、エレベーターの故障による落下事故が発生した。同エレベーターは、10階から8階と9階の中間まで、およそ4メートル落下して停止。中にいた3人が、40分間に渡り閉じ込められた。
閉じ込められたのは、6歳の少女、少女の父親、年配の女性の3人。事故発生からおよそ40分後、救助にあたっていた消防隊員が、エレベーター内に設置されている扇風機を破り、3人を無事救出した。女性は事故について、「1階から18階までエレベーターに乗って行こうとしたが、その途中10階あたりで突然衝撃があり、その後エレベーター自体が落下した」と話している。
同エレベーターは、1980年代末に設置されたもの。これまでの定期検査では、問題ないとされていた。
(7月20日)
~上海ジャピオン7月28日発行号より