上海市徐匯区にある復旦大学附属中山医院で2018年10月、女子医大生18歳の肝臓右半分を父親に移植する手術が行われていたことが明らかになった。
彼女の父親は当時、肝硬変を患い臓器移植を必要としていたが、母親が不適合と判明し、彼女が進んで臓器提供を希望。同院は協議のうえ、市衛生健康委員会から手術の認可を受理した。同月12日(金)、2人の手術は無事成功。術後、彼女は順調に回復し、1週間で退院したのち復学した。父親も1カ月後に退院した。彼女は、「今回の経験を踏まえ、家族を救ってくれた素晴らしい医師を目指して努力したい」と話した。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2019年3月1日発行号