2012年までに営業開始予定で、
上海―北京間を約5時間で結ぶ「京滬高速鉄路」の上海始発駅となる、虹橋駅の建設工事が進んでいる。
11月21日(土)には、駅舎の柱や梁など主要部分の工事が完了し、翌22日(日)より内装工事がスタートした。
同駅は虹橋空港西側に、中国最大級の鉄道ターミナルとして昨年7月より建設を開始。
駅舎は長さ412㍍、幅162㍍、高さ42㍍で、総面積は約24万平方㍍。
また、使用する鉄鋼は約8万㌧に及ぶ。
上海―北京間の高速鉄道運行はまだ先だが、来年7月にはその他路線で運行開始予定。
将来的には、上海―昆明を結ぶ「滬昆高速鉄道」や、
上海―杭州を結ぶ「滬杭城際鉄路」など全6路線が乗り入れる見込み。
当面の年間利用者数は5272万人を見込んでいる。
(11月22日)
~上海ジャピオン11月27日号より