上海市閔行区人民法院は近頃、マンションの14階から果物ナイフなどを投げ捨て、公共の安全を脅かしたとして、被告の男に懲役1年の一審判決を言い渡した。
この事件は今年8月、男が家庭内のトラブルで激高し、マンションの14階にある父母の家の窓からパソコンや果物ナイフを放り捨て、下の道路や車両3台に当たったというもの。昨年中国最高人民法院が、高所からの投棄物に関する施策を発表して以来、市で初の判決となった。また市内のマンションでは、高所からの投棄物を監視するカメラの取り付けが進んでいるという。
~上海ジャピオン2019年12月6日発行号