江蘇省塩城市の塩城南洋国際空港で2019年12月29日(日)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が当然『ラデツキー行進曲』を披露し、利用客を楽しませた。
この楽団は同日夜に黒竜江省ハルビン市でコンサートを予定していたが、大雪によるハルビン太平国際空港閉鎖で現地に赴けず、コンサートは中止に。そのまま、塩城南洋国際空港で12時間ほど足止めを余儀なくされていた。
同楽団はその後、ハルビン便の運航再開が決まった際に、空港スタッフへの労いと、コンサート中止への謝意を込め、1曲演奏することを決定。最後は中国語で「新年好!」と叫び、その場を大いに沸かせた。
~上海ジャピオン2020年1月10日発行号