国家統計局は最近、中国31省市における2020年第1四半期の平均消費額を発表。上海市民の1人当たり1万410元が1位だったことがわかった。2位は北京市の1万3元、3位は浙江省の7891元で、全国平均は5082元。また広東省を含む9省市が全国平均を上回った。この消費額は飲食費や居住費など、市民の日常生活に必要な支出を指す。消費額に占める割合は、酒やタバコが最多の33・6%、次いで居住費が24・4%、交通・通信費が11・9%。新型コロナウイルス感染症の流行が消費に影響したが、ネット上での購買、また健康に掛かる消費は成長している。
~上海ジャピオン2020年5月1日発行号