北京市の新発地批発(卸売り)市場で新型コロナウイルス感染症の集団感染が発生したことを受け、上海市衛生健康委員会は6月24日(水)、市内の市場やスーパーなど489カ所に対し、核酸(PCR)検査を実施し、すべて陰性だったことを発表した。
同検査は13日(土)~23日(火)の期間、重点エリアで販売されている生鮮食品や販売環境を含む8659点のサンプルを採取し、実施。結果はすべて陰性だった。市政府は今後も、月1回の検査を続けるとしている。
また市政府は23日(火)14時時点で、感染リスクが高い地域から上海入りした人数は、195人と発表。全員に核酸(PCR)検査を実施し、いずれも陰性だった。ほか市では30日(火)から、個人や団体が自己負担で受けられる核酸(PCR)検査の費用が、40元に調整されたことがわかった。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2020年7月3日発行号