上海市内の病院17カ所で、中国国外で働く人や留学をする人などを対象に新型コロナウイルスワクチンの無料接種を1月7日(木)から開始。市では10日(日)24時までに、医師や看護師などを含め、のべ55万人超がワクチン接種を行い、今のところ大きな副作用は見られないことがわかった。
内訳は、1回目接種が48万7025人、2回目接種が7万2917人。ワクチン接種の対象は18~59歳の中国国民で、春節の2月12日(金)前に私用で出国する人も対象。なお市在住の外国人は、今のところ対象外となっている。
出国予定の市民はアプリ「健康雲」にて個人情報の登録と予約を行い、ワクチン接種当日はパスポート、春節前に出国するための航空券関連資料、身分証などを持参することで、内の指定衛生サービスセンターにてワクチン接種を受けられる。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年1月15日発行号