上海市政府は最近、ゴミ分別に関する新規定案「関於建立完善本市生活垃圾全程分類体系的実施方案」を公表。2020年までに、ゴミの分別や収集、搬送などを改善していくことがわかった。
また市緑化和市容管理局によると、ゴミ分別に関しては95%の市民が支持しているものの、実際に分別ができているのは20%ほど。現在はゴミを乾燥ゴミ、湿ったゴミ、リサイクルゴミ、有害ゴミの「四分法」に基づき分類しているが、ゴミ箱によってはリサイクル可とそうでないものの2分類になっているなど、各地で分別方法が統一されていないのが現状だと言う。さらに市内14カ所にあるゴミ処理場の処理能力は1日2万3150㌧なのに対し、ゴミの量は処理能力の130%もあると話す。
そのほか松江区城市管理行政執法局は近頃、「上海市促進生活垃圾分類減量办法」に基づき、ゴミ分別を実施していなかった管理業者に対し罰金300元を区で初めて課している。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年4月13日発行号