顧村公園の入園者過去最高 上海自然博物館で無料講座

上海市宝山区の顧村公園で桜が見頃を迎え、3月27日(日)、約16万8000人が訪れ、1日の来園者数の最高記録を更新した。

同日は同園周辺に200人近くの警察官が動員し、大きな渋滞は見られなかった。また警察は無人飛行機「ドローン」を用いた道路状況の観測を初めて実施。道路状況をリアルタイムで把握でき、交通渋滞解消のための措置を迅速に指示できるという。

一方同園では、桜の枝を無理に曲げたり、桜の木に登って写真を撮るなど、来園客のマナーが問われる場面も見られた。同園関係者は、現在約500人の業者とボランティアがゴミの清掃に当たり、マナー向上を呼びかけているものの、効果が見られないと話す。

そのほか静安区にある上海自然博物館で最近、子ども向けの無料講座がスタート。天文学や昆虫学、動物学などをテーマにした56種類の講座を開く。うち6講座は浦東新区にある「上海市実験学校」の生徒が授業を行う。

 

~上海ジャピオン2016年04月01日発行号

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