最先端の治療施設
伊犂路エリアは、北に百貨店や公園、南にマンション群が広がり、軌道交通駅も近く、住みやすいエリアだ。
「虹橋療養院」は1934年に開業した、肺治療のための病院。主に結核を治療するため、日光浴用の広いバルコニーや、音楽室を備えた施設で、高名な医者らが治療に当たった。しかし当時の情勢から、38年に別の場所へ引っ越し。現在は病棟の一部のみ残り、そこは血液センターとして、今も市民の健康を守っている。
その後伊犂路近辺は都市開発が進み、すっかり繁華街に。上海に来たばかりの外国人でも安心して住める環境が整っている。
~上海ジャピオン2021年1月29日発行号