国務院は最近、中国国内における新型コロナウイルスワクチンの接種状況を公表。3月20日(土)時点で、接種回数はのべ7495万6000回に上ることがわかった。
また一部地域では、健康状態がいいことなどの条件付きで60歳以上の人に対してもワクチン接種を開始。一方腫瘍患者や妊婦に対しては、研究データが少ないことから、健康面を考慮して現段階で接種は禁止しているという。
ほか陜西省西安市の病院の隔離病棟区で3月18日(木)、新型コロナウイルス感染症の検査技師が同感染症に感染したことが判明。このスタッフはワクチン接種を受けたうえ、4日(木)から隔離病棟区で勤務していた。これを受け中国疾病預防控制センターは、個々に対するワクチン接種の効果は100%ではなく、ワクチン接種によって集団免疫を付けることが重要だと話している。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年3月26日発行号