広西チワン族自治区巴馬ヤオ族自治県出身で、
足の指が巨大になる「巨趾症」を患った14歳の
少年の第１期手術が、11月22日（木）、上海市
児童医院で行われ、無事成功した。
少年は、１歳頃から指先が広がり始め、足が
変形して、巨大化。特に右足の病状が重かった。
心配した両親は、地元の病院へ連れて行ったが、
治療費が高額なこともあり、治療を諦めていた。
今回、地元の教師による援助の呼び掛けに応じ、
同医院が無料で検査と治療を引き受けた。
手術は約４時間を要し、切除した腫瘍組織は、
両足で１～１・５㌔に及んだ。症状の回復を
みて、後期の手術を行う予定。
（11月23日）

～上海ジャピオン２０１２年１１月３０日号