〝80後〟の生活実態調査公表 7割の人が自分の人生に満足

復旦大学は6月6日(火)、上海市を含む長江三角洲地区における〝80後(1980年代生まれ)〟に対する生活実態調査を公表。その中で〝80後〟の約75%が人生に幸せを感じていると回答していたことがわかった。

この調査は、同大学の人口と発展政策研究センター及び社会科学数拠センターが8年を掛け、1980年代生まれの世代に対する基礎調査と追跡調査、1200戸に対する個別訪問を実施してまとめたもの。主に結婚や就業、住まいなどの分野に関する設問を設け、彼らの生活状況や変遷を調査した。

これによると、収入面では、2012年に全体の上位10%が年収12万元、上位1%が30万元だったのに対し、16年にはそれぞれ20万元と50万元に増加。転職回数に関しては、約30%が転職をしたことがなく、30%以上が1~2回だった。また高収入の人ほど転職頻度が低い傾向が見られた。そのほか結婚に関して、市在住の30~34歳の未婚率は男性19%、女性12%。結婚後両親との同居を望む人は全体の20%であったが、現実では様々な理由により、60%以上の人が同居しているとの結果が出た。また結婚前の同棲について、約40%が同棲していたと回答した。

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(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2017年6月16日発行号

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