2003年、05年に上海で開催され、大盛況だった移動遊園地
「ワールドカーニバル(国際嘉年華)」が、7月28日(木)、
浦東新区の上海万博跡地に再びオープンした。
しかし、初日の入場者は20時までに約8000人と予想を下回り、
盛り上がりに欠けるスタートとなった。
同遊園地は当初23日(土)に開園予定だったが、安全検査などのため、
オープンが遅れていた。
また開園後も、「こうもりジェットコースター」や「スペースショット」、
「摩天楼大観覧車」など、オープン前から期待を呼んでいたアトラクション
などで安全検査が終わらず、入場者から不満の声が上がっていた。
また、園内には液体の持ち込みが禁止され、飲食エリアではケンタッキーなど
2店が開店するだけで、食事面でも不便な状況となっている。
そのほか、同園入口前からは、中国館へのシャトルバスしかなく、
運行間隔も10~15分と長いため、軌道交通最寄り駅と同園間のバスの運行を
求める声も多く、交通面での改善も期待されている。(8月1日)
~上海ジャピオン8月05日号