上海市統計局は近頃「2021年第3四半期上海市国民経済運行情況」を公布した。
レポートによると、上海市の今年第3四半期のGDP総額は3兆866億7300万元、前年同期比9・8%増で、二年平均の伸び率は4・6%となった。
産業別でみると、第一次産業は53億6000万元増で前年比4・7%減、二年平均11・6%減だった。第二次産業は7947億6400万元で前年比13・1%増、二年平均で4・8%増加。第三次産業は2兆2866億300万元で前年比8・7%増、二年平均4・6%増となっており、第三次産業が全体の74・1%を占めた。
レポートでは、上海市の経済は安定性が高まり、より良好な状態であるという。一方で国際情勢は複雑かつ厳しさを増しているため、経済運営は引き続き注視するべきだとしている。(10月22日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年10月29日号